バターは、お菓子作りにおいて欠かせない材料の一つです。
お菓子を作るときに、何気なく使っているバターにも、さまざまな種類があり、風味に特徴があります。
どの無塩バターを使うか迷ったときに、参考にしてくださいね。
無塩バターとは?
無塩バターは、その名の通り塩分が含まれていないバターです。料理やお菓子作りにおいて、塩分の調節がしやすいため、多くのプロにも愛用されています。
また、塩分を控えたい人にも無塩バターはぴったりの選択肢です。
無塩バターと発酵バターの違い
お菓子には、「発酵バター」使用と表記されている商品も目立ちますが、その違いは何なのでしょうか?
以下では、無塩バターと発酵バターの主な違いを紹介します。
無塩バター
無塩バターは、発酵させずに生クリームをそのままバターに加工したものです。
風味はシンプルで、料理やお菓子作りにおいて、塩分の調節がしやすく、素材本来の味を引き立てます。
発酵バター
発酵バターは、生クリームを乳酸菌で発酵させてから作られるバターです。
この発酵過程により、バターに独特の深い風味とコクが加わります。発酵バターはヨーロッパで特に人気があり、フランス料理やお菓子作りに多く使われます。
それぞれの使用用途
発酵バターは、その独特の風味を活かすために、バター自体の味を楽しむ料理や焼き菓子に適しています。
一方、無塩バターは汎用性が高く、どんな料理やお菓子にも使いやすいのが特徴です。
無塩バターの選び方
無塩バターを選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。
品質 | 有機や牧草飼育の牛から作られたバターは、風味が豊で栄養価も高いです。 |
風味 | メーカーごとに風味が異なるため、好みの味を見つけることが大切です。 |
価格 | 高品質なバターは価格も高めですが、その価値は十分にある味わいです。 |
無塩バターは、上記の通りメーカーによって味わいや価格に違いがみられます。
お菓子の風味にも特徴がでやすい食材なので、自分好みのバターを見つけることが重要です。
人気の無塩バターブランド
ここからは、人気の高い無塩バターのブランドを紹介するので参考にしてください。
カルピスバター 無塩
滑らかでリッチな風味が特徴のカルピスバターは、日本国内でも非常に人気が高いです。
他の無塩バターよりも色が白いのも特徴なので、色を付けるデコレーション用のバタークリームにするのもおすすめです。
エシレバター 無塩発酵
フランス産のエシレバターは、世界的にも評価が高く、特にお菓子作りにおいてその風味が際立ちます。
無塩発酵バターなので、あっさりと仕上げたいお菓子には不向きですが、フィナンシェやガレットブルトンヌなどのコクのある焼き菓子にはとてもおすすめです。
グラスフェッド 無塩
放牧飼育の牛から作られるグラスフェッドバターは、しつこさがなく、さらっと上品な味わいが特徴です。
オメガ3脂肪酸が多く含まれているので、健康志向の人におすすめですよ。
よつ葉バター 無塩
よつ葉バターは、北海道の牛乳を使用した、なめらかで口当たりの良い高品質なバターです。
風味豊かで、お菓子作りにおいては、他の素材の良さも引き出してくれます。コスパもよく、個人的には1番使用頻度が高い無塩バターです!
明治北海道バター 無塩
明治北海道バターは、クセのないコクと、さわやかな後味が特徴のバターです。
素材の味を引き立てるので、パンやお菓子作りはもちろん、料理にも幅広く使えます。
森永バター 無塩
日本の老舗メーカーでもある森永のバターですが、まろやかでコクのある風味が特徴です。
こちらのバターも個人的にはとてもおすすめで、特に森永無塩発酵バターは、焼き菓子に深みのある味わいをプラスしてくれます。
▼森永無塩バター
▼森永無塩発酵バター
無塩バターの保存方法
無塩バターは冷蔵庫で保存し、長期間使用しない場合は冷凍保存が適しています。
冷凍保存する場合は小分けにしてラップで包み、ジップロックなどの密封できる袋に入れて保存すると便利ですよ!
好みの無塩バターを選んで、お菓子作りを楽しもう!
無塩バターは、お菓子作りにおいて味わいや食感を最大限に活かすことのできる、優れた食材です。
この記事を参考に、自分にぴったりの無塩バターを見つけて、お菓子作りを楽しんでください♪
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